【パサパサ】髪のダメージが怖い!役立つヘアケア3つの知識

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こんにちは、レフです。

鏡を見て髪がパサパサしたり触ってみた感触がガサガサしていると嫌なものです。シャンプーが雑になったり髪に摩擦をかけすぎる時やドライヤーでの熱のかけ方でも髪が痛むことがあります。

また外出時や日常生活でも注意しないとヘアコンディションに悪い影響が及ぶことがあります。でもご安心ください。「髪の知識」の備えがあれば憂いは少なくできます。今回はダメージヘアの髪の状態、原因、その解決策などをまとめてみました。

1 ダメージヘアの症状

髪は自己修復機能がなく死んだ細胞なので再生することはできません。髪は外から「キューティクル」「コルテックス」「メデュラ」の3層構造になっています。この中で髪のダメージに最も関係があるのがキューティクルです。

髪が傷んだ状態だとパサパサして水分や油分が少なくなりツヤが低下したり、手触りがガサガサするように感じます。さらに悪化すると枝毛や抜け毛につながるケースもあります。頭皮(地肌)から出ている毛幹部分は死んだ細胞の集合ですが、内部の毛球内の毛母細胞は生きている細胞です。

1-1 キューティクル

髪の3層のなかで外側のキューティクルが内側のコルテックスとメデュラを守る保護膜の役割をはたしています。またキューティクルの表面は18MEA(メチルエイコサン酸)という脂肪酸で覆われています。

この18MEAは滑らかで撥水性がありツヤやハリに関係しています。しかし熱や摩擦などを受けると剝がれたりめくれてキューティクルの層に隙間ができた状態になるのです。またキューティクルはケラチンというタンパク質で出来ていますが、5枚位たけのこの皮のように外に向かって重なっています。

キューティクルがダメージを受けると髪の内部を守る機能が低下します。さらにキューティクルはカラーやパーマなどの髪のアルカリ処理にも弱く枝毛やツヤも損なわれるためアフターケアが必要となります。ヘアケアではキューティクルの傷みを抑えて滑らかな状態にすることが目的です。

2 ダメージヘアの原因

2-1 摩擦

主にシャンプー前後のヘアケアと寝ている時に髪が摩擦で痛むことがあります。シャンプー前後で注意すべきはタオルドライとブラッシングです。タオルドライでゴシゴシ拭きすぎたり、ブラッシングで髪がほつれた状態で無理にとかすと髪は摩擦でダメージを受けキューティクルも痛みやすくなります。またシャンプー後に髪がよく乾いていない状態で寝るとキューティクルが開いた状態なので剝がれたりします。

2-2 熱

主にドライヤーによるダメージが多いです。ドライヤーの熱を高温でかけすぎて、120°を超えると髪の水分が奪われさらに150°になると髪の「タンパク変性」を起こす場合があります。タンパク変性の状態ではキューティクルはもちろん髪の内部のタンパク質が変化してしまうので髪の傷みにつながります。

2-3 乾燥

これもシャンプー前後に関係しますが、シャンプーでは「洗浄力の強いシャンプーを使用する」「シャンプーを泡立てずにストレートに髪や地肌につける」「洗い流しが不十分」な場合髪や頭皮が乾燥して痛みやすくなります。ドライヤーを長時間使ったり毛先をメインに乾かす時も髪が乾燥しやすいので注意が必要です。また夏場にエアコン部屋に長い時間いると髪が乾燥しやすくなります。

2-4 パーマ・ヘアカラー・ブリーチ

専用の薬剤を使用するので、その後のヘアケアが十分でないとダメージを受けます。ヘアカラーではキューティクルの内部が外に流出してカサカサした状態となり弾力も失われます。色で比較すると明るい色のほうが痛みやすくなります。

2-5 紫外線

そもそも髪が浴びる紫外線は顔の約2倍といわれます。紫外線を長く浴びると上記の原因同様に髪のキューティクルは剥がれて中のタンパク質、水分、油分が損なわれることになります。またメラニン色素も壊れて髪が脱色したりパサパサしやすくなります。

2-6 生活習慣の乱れ

偏った食生活が続いたり、睡眠時間が不規則だったり短い日が続くと頭皮と髪がダメージを受けやすくなります。これらはストレスにも繋がりますが、自律神経の乱れる原因にもなります。この状況がさらに悪化すると抜け毛や薄毛につながる場合があります。併せて髪の強度やツヤも悪くなり髪が細くなったり切れ毛が増えたりします。

3 ダメージヘアの対策

3-1 シャンプー

注意すべきは基本的なことですが「髪に刺激を少なくする」「丁寧に洗う」「洗い残しを残さない」「シャンプーが終わったら速やかにタオルドライ」することです。

シャンプー剤は刺激が少なく保湿成分のあるアミノ酸系シャンプーを使用することがおすすめです。次に「予洗いしてからシャンプーをよく泡立てて髪に付ける」、「すすぎを丁寧に時間をかけて行う」、「シャンプー同様タオルドライは力を入れすぎないように行う」こと等が大切です。

3-2 ドライヤー

ドライヤーで注意するのは髪への熱の伝え方です。同じ場所に当てすぎない、ドライヤを髪に近づけ過ぎない(約20㎝離すイメージ),あまり長い時間をかけないよう意識して髪の根本から毛先に(上から下)かけます。仕上げる時は冷風を使うことでキューティクルを引き締められます。

3-3 トリートメント

トリートメントすることにより髪の内側を補修することが期待できます。
「洗い流すトリートメント」と「洗い流さないトリートメント」があります。洗い流すトリートメントでは髪の中心部分から揉み込むように塗り、タオル等で髪を包んで数分後にすすぎます。この時注意するのは長い時間トリートメントを付けたままにしないことと、頭皮には付けないことを注意しましょう。

洗い流さないトリートメントはドライヤー前に付けますが内部補修しながらドライヤーの熱から髪を守り補修する働きがあります。

3-4 紫外線対策

女性で紫外線対策をしている人は多いですが、男性も積極的に対策しましょう。具体的には外出時に帽子やキャップを着用する、日差しの強い日は特に日陰を歩くことなど意識しましょう。ヘアケアにはなりませんが、UVケア製品(クリームやスプレー)も取り入れましょう。

3-5 生活週間の見直しと改善

基本は食事と睡眠です。食事では髪を作るタンパク質と、頭皮の血行が良くなるようにビタミンを摂ることを意識しましょう。タンパク質とビタミンだけ摂取するのではなく和食をイメージしながらバランスよく食べることが大切です。油っぽい食品は控えましょう。また食生活を改善しても髪に影響が現れるのには最低でも1ヶ月かかるので継続的に取組みましょう。

睡眠では成長ホルモンが分泌しやすいように夜の12時前で同じ時間に寝ることを意識実践しましょう。寝る時は頭が濡れているのはNGです。シャンプーの後よく髪を乾かしてから休みましょう。また髪に寝癖が付きやすい時には市販のナイトキャップやシルクの枕カバーを使用するのもおすすめです。

3-6 ヘッドスパ

有料となりますが、ヘッドスパを利用することもおすすめです。個室でサービスを受けられたり、シャンプーや頭皮マッサージも丁寧に行ってくれるのでリラックスしながらダメージヘアケアが可能です。カウンセル時にヘアケアの悩みを打ち明ければアドバイスをしてもらえるでしょう。

3-7 その他注意事項(静電気対策)

髪が摩擦する時は静電気の発生に影響を受ける場合があります。実際には髪の毛(プラスの電気)、ブラシ(マイナス電気)となる時に静電気が発生します。これを予防するには、静電気が発生しにくい豚毛などの天然毛、木製などのブラシを使用するのがよいでしょう。またブラシを使用時に軽く水で洗ったり、乾燥が気になる場合は加湿器を利用するなどすれば静電気を予防できます。

 

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こんにちは、レフと申します。 私は50代半ばの男性で会社員をしています。 髪の毛は30年前(ほぼ大学生)の頃から、額の生え際に後退兆候がみられ、危ないと感じていました。また頭はほかの人より脂っぽくて、見た目も「ペシャッ」 となりやすくコンプレックスを感じていました。 30代~40代はほとんどヘアケアも気にしていなかったのですが、50を超えてようや「く髪を守り、大切にしたい!」という思いが強まり、主に食事や、シャンプー、ヘアマッサージを少しずつ勉強して、実践中であります。ヘッドスパにも興味があります。 「髪を守り、髪の神様に護ってもらい、年をとっても髪が宿りますように」との想いと、「読んで下さる方に役に立つ情報提供をしたい」と考えこのサイトタイトルとしました。(髪の宿る場所) 趣味はXJapanの音楽を聴くことと、プレミアリーグ(サッカー)を見ること、ふくろう情報を集めることです。 どうぞよろしくお願いします。 今後