【ベタベタ】あなたの頭皮の皮脂が過剰な原因と3つの対策

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こんにちは、レフです。

今回のテーマは頭皮の皮脂です。夏場に汗をかいたり夜寝る前にシャンプーしないと髪がベタベタした感じがして、とても気になります。皮膚から出る皮脂や汗が頭皮環境に影響を及ぼします。近頃皮脂が過剰に分泌されることは、衛生面やニキビ、臭い等の面から女性のみならず男性にも歓迎されない傾向にあります。しかし皮脂には体の機能を護ったり調節する大切な働きがあるので上手く付き合うことが賢明です。また間違いやすいのですが脂と油の違いは常温で液体のものが油で、常温で固体のものが脂となります。

・頭皮の皮脂とは?

皮脂は身体に存在している常在菌によって分解され毛髪の根本付近の「毛包」から皮膚表面に分泌されます。
皮脂は3つの成分で構成されます。

『トリグリセライド(約60%)』・・食事の影響を受けやすい脂肪分
『ワックスエステル(約25%)』・・脂肪酸とアルコールの化合物
『スクアレン (約12%)』・・コレステロール成分で酸化されやすい

皮脂の量を年齢で見ると分泌量は、女性は10代から20代、男性は30代から40代で多くなるのは新生児の頃と思春期です。皮脂分泌量は年齢以外に季節要因、ストレス、女性の生理などの影響も受けます。

次に皮脂は「どこで作られているか?」というと皮脂線です。皮脂線はぼぼ身体全身に分布していて前額(ひたい部分)、背中、ワキ、胸骨部分、外陰部などが多くなります。最も多いのが頭部です。皮脂線の機能をコントロールしている因子が「内分泌因子」と呼ばれるホルモンで影響が最も大きいのが男性ホルモン(アンドロゲン)です。なお皮脂成分の中の脂肪酸は皮脂線のなかで合成されます。

・皮脂の役割

皮脂でよく目にするキーワードが「皮脂膜」です。皮脂膜は皮脂と表皮脂質(角質など)に汗が混ざって皮脂膜となります。
皮脂膜には様々な働きがあります。

エモリアント効果・・皮膚の水分蒸発を抑え皮膚の潤いを保ち皮膚を柔軟にする。
角質保護・・角質が過剰に取れたり剥がれるのを予防。
水分キープ・・水分の蒸発を防いで頭皮の乾燥から守る。
外敵から守る・・雑菌や感染、有害物質の侵入を防ぐ。バリア機能とも言われます。
その他・・熱が伝道しにくく熱さや寒さから身を守る。

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・皮脂過剰の原因

皮脂が通常より過剰に分泌される理由は「シャンプーのしすぎ」「脂質や糖質の過剰摂取」「不規則な生活」「ストレス」などが挙げられます・

1日に2回以上シャンプーしたり洗浄力の強いシャンプーでごしごし洗うと皮脂が必要以上に取り除かれ頭皮も乾燥します。すると頭皮は頭皮環境を守ろうとして皮脂の分泌が増えるケースがあります。もちろんシャンプーの回数が少ない場合頭皮環境が汚れることになるので要注意です。また朝シャンプーする場合、髪がべたついたまま寝ることになるのと成長ホルモンが働くと言われる時間帯(22時から2時)に髪が汚れていることを考えると寝る前のシャンプーが皮脂分泌に優しいと言えます。

脂質や糖質など肉類、揚げ物、甘い物の摂取が多いと頭皮が脂っぽくべたつく原因となります。皮脂の成分も脂肪の割合が多いので、濃い目の味の料理やコンビニ食品・インスタント食品などに偏りがちな人は注意が必要です。不規則な生活では、睡眠不足で皮脂が過剰分泌することがあります。さらに運動不足で頭皮の血行や新陳代謝が悪くなり、皮脂が通常より多く分泌されることがあります。さらに日常生活でのストレスからホルモンバランスが乱れ皮脂の分泌にも悪影響を及ぼしかねません。睡眠不足やストレスから寝ている時に活発となるべき副交感神経よりも交換神経が優位になりバランスが乱れるケースもあります。

・皮脂過剰で悪化するとどうなる?

皮脂過剰が進行すると「ニオイ」や「フケ」「頭皮ニキビ」など頭皮環境の乱れにつながります。
ニオイでは皮脂が汗と混ざり酸化して発生するのと、マセラチア菌などの常在菌が皮脂を餌として異常繁殖して脂肪酸を排出するため臭くなるのです。また頭皮の乾燥や炎症によって脂性フケの発生につながり、悪化すると脂漏性皮膚炎をを患うことになります。さらにホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが優位になり頭皮ニキビができることもあります。

・皮脂過剰の対策

皮脂の過剰対策は生活習慣の改善などで対応することで可能ですが、症状が回復しなかったりフケが進行して脂漏性皮膚炎と思われる症状の時は速やかに医師の診察を受けて下さい。

1 頭皮クレンジングとシャンプー

皮脂が気になる場合シャンプー前に頭皮クレンジングを試されるのも良いでしょう。オイルはホホバオイルを使用し予洗いの後オイルを頭皮全体に指の腹で優しく塗ります。その後頭皮全体をマッサージします。クレンジングオイルは皮脂と混ざりやすく毛穴にも入りやすく汚れも取り易くなります。その後オイルを5分から10分寝かせます。その状態で湯船に浸かるとよいでしょう。湯船で汗をかいた後通常のシャンプーを行います。

シャンプーでは洗う時指の腹で力を入れすぎないこと、ゆすぎをしっかり行いシャンプーが髪に残らないようにすること、浴室から出たら髪をよく拭いて速やかにドライヤーで髪を乾かします。ドライヤーはあまり髪に近づけすぎずに、冷風も使いながら乾かすのがおすすめです。またシャンプーする場合は朝シャンではなく、夜寝る前に行い髪や頭皮が清潔な状態で休めるようにしましょう。

2 食事と生活習慣の見直し改善

食事は脂っぽい料理や糖質の多いものは避けて栄養バランスのよい食事を摂るようにしましょう。イメージとして野菜をたっぷりとることや和食を食べるとよいでしょう。生活習慣のなかでは睡眠が大切です。睡眠不足になると交感神経が優位になり男性ホルモンも分泌されやすくなり皮脂分泌が活発になりやすくなるので注意が必要です。しっかり寝るには「早め(24時前)に休む」「部屋を暗くする」「寝返りが打ちやすいように横向きで寝る」「寝る前にゆっくり腹式呼吸を行い呼吸を整える」「決まった時間に起きる」ことがおすすめです。タバコやアルコールも控えましょう。

3 ストレス対策

入浴時に湯船に入ることがおすすめです。頭皮の血行が良くなり頭皮環境の健康につながります。またリラックスするもできます。パソコンでのデスクワークが多い方は定期的にストレッチをすることで短い時間でもリラックスしてストレスを和らげることが可能になります。有酸素運動を定期的に行うこともストレス対策、皮脂分泌の正常化にプラスとなるでしょう。睡眠をしっかりとることも大切です。

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こんにちは、レフと申します。 私は50代半ばの男性で会社員をしています。 髪の毛は30年前(ほぼ大学生)の頃から、額の生え際に後退兆候がみられ、危ないと感じていました。また頭はほかの人より脂っぽくて、見た目も「ペシャッ」 となりやすくコンプレックスを感じていました。 30代~40代はほとんどヘアケアも気にしていなかったのですが、50を超えてようや「く髪を守り、大切にしたい!」という思いが強まり、主に食事や、シャンプー、ヘアマッサージを少しずつ勉強して、実践中であります。ヘッドスパにも興味があります。 「髪を守り、髪の神様に護ってもらい、年をとっても髪が宿りますように」との想いと、「読んで下さる方に役に立つ情報提供をしたい」と考えこのサイトタイトルとしました。(髪の宿る場所) 趣味はXJapanの音楽を聴くことと、プレミアリーグ(サッカー)を見ること、ふくろう情報を集めることです。 どうぞよろしくお願いします。 今後