髪の毛にいい習慣とは何をしたらよいのでしょう?
シャンプーの仕方を工夫したり、シャンプーや育毛剤を選んだりする、髪のマッサージなど
思いつきますが、毎日の食べ物に気をつかうことも大切です。
髪の毛の成分は主にケラチンというタンパク質でできています。
肉や野菜に含まれるタンパク質を摂取するとアミノ酸に分解されて
ケラチンに再合成されます。この合成には他の成分も必要となります。
ではまず髪に特に必要な栄養素を整理してみます。
タンパク質
毛髪はタンパク質で作られているので、必須な栄養素といえます。
髪のパサつきを抑え、肉、魚、卵、乳製品、豆類に多く含まれています。
亜鉛
ケラチンを育成するのに必要な栄養素です。頭皮の乾燥を予防し、
髪が抜けるのを予防してくれます。加熱した方が栄養を摂取できるようです。
鉄
頭皮の血行をサポートしてくれます。
オメガ3脂肪酸
ちょっと聞きなれない成分ですが、血液をさらさらにする作用があり、髪に直接栄養を与えてくれます。
ビタミン(A、Cなど)
美容と健康に良いとされる成分で、頭皮の乾燥を予防し、ふけ・かゆみを防ぎます。
カルシウム
カルシウムが不足すると血行が悪くなり、髪の成長が止まり髪がパサつきやすくなります。
では髪にいい食べ物とは?
これら栄養素を踏まえ、米国サイトTop ten of Cityが発表している髪によい
食品トップ10ランキングを観てみます。
1位 卵(タンパク質、鉄、亜鉛)
2位 ナッツ(カシューナッツやアーモンド等は亜鉛、クルミ等はオメガ3脂肪酸)
3位 牡蠣(亜鉛)
4位 緑黄色の葉野菜(ビタミンA、C)
5位 鶏肉(タンパク質)
6位 豆類(たんぱく質、亜鉛、鉄)
7位 鮭(たんぱく質、オメガ3脂肪酸)
8位 乳製品(たんぱく質、カルシウム)
9位 人参(ビタミンA)
10位 ホールグレイン*(鉄、亜鉛)
* 全粒穀物でシリアルなど。
改めて10食品を見ると身近な食品が多いですね。
気をつけたいことは単品だけ食べるのではなく、バランスよく食べることです。
ナッツはついつい沢山口に入れがちですが、高カロリーなので食べ過ぎには注意が必要です。
おすすめの食べ方としては、食事の時にランキング食品を併せて食べることです。
朝食にはゆで卵に、牛乳や豆乳をかけたシリアル。お昼や夕食時には鶏肉料理か魚料理に、豆類、緑黄色野菜サラダなど。
お酒を飲むときにはつまみに、ナッツや野菜サラダを摂るように意識してみましょう。
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