2016年のGWも中盤戦スタートですね。
お出かけの際に髪の毛の臭いが気になると、気分もトーンダウンしてしまいます。
そうならないために、髪の毛の特徴を理解することが大切です。
もともと髪の毛はケラチンというタンパク質から出来ているので頭皮から出る皮脂や汗が
つくと臭いがつきやすいのです。また毛先部分は毛髪でも古い部分になるので手入れをしないと
臭く感じたりします。
また髪の外側のキューティクルは引っ掻いたり熱を加えると剥がれやすくなります。
パーマやヘアカラーでも剥がれて臭いがついたり入りやすくなります。さらに髪は
油や煙、たばこの臭いはつきやすいのです。
髪が湿っていると臭いが吸着しやすいことにも注意が必要です。
特にシャンプー後に髪を良く乾かさなかったり、湿ったままにしているのも
臭いの原因になりよくありません。
髪が臭うと思っていたものの、実は頭皮が臭っていたというケースも多いです、
これは頭皮の皮脂が多くなり、皮膚のバリアとしての働きが低下します。すると頭皮が健康な状態でなくなり
常在菌が繁殖して臭いが発生するのです。結果的にフケが出たり、低下したバリア機能を補うべくさらに皮脂が
分泌されることになりさらに臭いの悩みが増します。
では髪の毛の臭い対策はどうしたらよいでしょう?
1即効性のある臭い対策
まず髪に臭いが付いたと感じたら、髪をウエットティッシュで拭くと臭いはある程度落ちます。
タオルやハンカチを濡らして髪を拭くことでもよいでしょう。。
またドライヤーを使って温風を当てることで、煙やタバコ臭を抑えることが可能です。
女性の方なら、お出かけ前にヘアスプレーをするのも良いでしょう。これは髪をコーティングする
することによって臭いを抑えることができるからです。また髪が長い方は髪をまとめたりするのも
臭い防止対策となります。
2中期的な臭い対策
睡眠や生活習慣を見直すことはとても大切で有効と思われます。
健康面に気を配ることは、髪や頭皮の臭いや健康につながります。
そのためには次の2つがポイントです。
【十分な睡眠をとること】
【栄養バランスを考えた食事を摂ること】
睡眠では、特に毛髪の成長ホルモン分泌がが活動する22時~2時が大切です。
睡眠が不足すると血行が悪くなったり、ストレス等により頭皮状態が悪くなり頭皮の
臭いに繋がりやすくなります。
食事ではタンパク質を中心に、ビタミンA、B、C、Eを含む食品を食べることで
健康な毛髪、頭皮を形成することが可能です。また脂っこい食品は控え
果物には皮脂分泌を抑え、臭いを抑える働きもあるのでおすすめです。
さらに飲酒等アルコールの過剰摂取や、喫煙も控えたほうが毛髪や頭皮の
臭い対策には有効です。
3正しくシャンプーすること
まずシャンプー前に埃や汚れをしっかり出すべくブラッシングする。
38℃前後のぬるま湯で髪を流す。シャンプーを泡立てて、爪を立てず指の腹と指先の中間部分
(指頭部分)で髪をマッサージしながら洗う。ゆすぎはしっかり行い、シャンプーが毛の生え際等に
残らないように、シャンプー時間より時間をかけよくゆすぎ、シャンプー後はドライヤーで
しっかり乾かしましょう。またシャンプーは1日に何回もすると頭皮が乾燥しやすくなります。
進行すると頭皮の角質が剥がれてフケが増えて臭うケースがあります。どうしても気になる場合は
シャンプーは1回にして、他はお湯で洗い流すことで対応するようにしましょう。
シャンプーでも臭いが気になる場合は、頭皮のクレンジング用のシャンプーを試してみるのも良いでしょう。
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