新年明けましておめでとうございます。レフです。2017年もよろしくお願いいたします。私は育毛祈願ということで東京王子の『関神社』に初詣に行ってきました。この関神社は王子神社の境内にある神社ですが、理容業界の方や髪に悩みのある方が多くお参りに訪れる名所のようです。あなたも一度行かれてみてはいかがでしょうか?今回のテーマは頭皮神経痛です。後頭神経痛とも呼ばれます。記事の中では特徴や原因、髪への影響、対処法を記載しますが、治療等は病院に行く必要があるので症状が気になる方は速やかに専門機関で診察を受けることをおすすめします。
1頭皮神経痛とは
耳の後ろから首にかけての神経痛で後頭部全体が痛むケースもあります。ピリピリしたりチクチクした痛みが数秒から数時間続きます。一度痛みが出ると数日に渡り通常は1週間くらいで収まりますが、長い場合は治療時も含めて数週間になるとも報告されています。痛みは左右両側に出ることもあれば、片側に出る場合もあります。頭の痛みに加え目の奥が痛むこともあります。また指で押して圧迫した時に強い痛みを感じるのも特徴です。痛みを感じる「圧痛点」は耳たぶの下の領域となります。風邪を引いた時に頭痛を伴う場合がありますが、頭皮神経痛は発熱は伴わないのが風邪の症状との違いです。
・種類
神経痛が発症する場所によって「大後頭神経痛(後頭部中央部)」、「大耳介神経痛(耳の後部)」「小後頭神経痛(大後頭神経痛と大耳介神経痛の中間部)」の3種類に分かれます。丁度後頭部の中央から耳までの部分が川の字になるイメージです。
・髪や頭皮への影響
頭皮神経痛は頭皮の健康に影響を与えると考えられます。その理由は神経痛からストレスが強まり自立神経の働きが悪くなるからです。また頭皮の新陳代謝も機能しにくくなり、結果的に頭皮の血行が悪くなり髪に栄養が届きにくくなって髪が十分に育たなかったり抜け毛に繋がってきます。また頭に痛みを感じることで通常のシャンプーやマッサージが困難なこともヘアケアにとってマイナス材料となります。
2頭皮神経痛の原因
痛みを感じるのは頭皮の血管が膨張し、神経を圧迫され刺激されることが原因です。こうなる要因として肩こりや首のこりによる疲労、ストレスが挙げられます。近頃頭皮神経痛に悩む方が増えているようですが、それはパソコンやスマートフォンの長時間作業による首や肩の疲れや、姿勢の悪化から頭皮神経痛に繋がるケースがあるようです。また頭部や首の怪我や手術の影響や、別の頭痛(緊張型頭痛)の関連から発症するケースも報告されています。
3頭皮神経痛と他の頭痛との違い
ここでは「頭皮神経痛」と「緊張型頭痛」、「片頭痛」と比較してみます。緊張型頭痛は頭全体が締めつけられるような痛みが特徴的で首や肩のこりや疲労を伴うケースが多いようです。長時間パソコン操作や車の運転など長時間に渡る身体的ストレスに疲労も重なって発症するケース等が報告されています。頭痛の中で最もかかる割合が高いとも言われています。片頭痛は頭の血管が拡がることで痛みを感じます。痛みだすとズキズキ痛む感覚があります。頭皮神経痛が片頭痛と異なる点は、片頭痛には吐き気やおう吐を伴うケースがあるのに対し、頭皮神経痛にはそれがないことです。また片頭痛には頭痛前に光が見えたり臭いや音に敏感になりやすい等の前兆を感じるケースがあるようですが、頭皮神経痛にはそれはありません。頭皮神経痛と緊張型頭痛は症状が似通っているので、専門医の処方やアドバイスを受けることをおすすめします。
4頭皮神経痛の対処法
・睡眠
ストレスが原因でなる場合も多く、ゆっくり休むことが肝心です。また寝ている時枕が後頭部に当たるのも気になりがちです。枕は高さの低いもので柔らかいものを選びましょう。痛みの程度により後頭部周辺を冷やすか温めるか迷うところですが医師に相談するのが良いでしょう。実際には急な痛みには冷やし、慢性的な痛みには温めるケースが多いようです。
・パソコン使用時の注意
仕事の都合でパソコンを使わざるをえない場合は、適度に(1時間に1回程度)休憩をはさんで首や肩を休めて首回り周辺の力を抜いてリラックスすることを意識しましょう。姿勢が悪くなったり、首や肩のこりや疲労が頭皮神経痛につながりうるので、普段からストレッチなどで身体をほぐしたり動かしほぐすことが予防になります。
・病院は何科?
病院の神経内科か脳神経外科になります。通常痛みは数日から1週間程度となりますが、痛みがひどい時や神経痛以外も気になる時は脳神経外科の方が安心です。また最近ペインクリニックを利用する方も増えているようです。
ペインクリニックとは主として疼痛を主訴とする疾患の診療部門であり、神経ブロックによる治療を中心に行う。基本的には麻酔科医が行う。日本にペインクリニックが誕生したのは、1962年8月1日に東京大学の麻酔科学教室にペインクリニック外来が設立されたのが最初である。(Wikipedia)
最近のコメント