【教えて】AGAの治療っていつまで続ければいい？1年、2年？

こんにちは、レフです。
AGA治療が終了するにはどれ位の時間が必要なの？？
風邪や熱は薬を飲んで安静にすれば１週間位で治ります。盲腸なども手術すれば２日～１週間で退院終了となります。そこで今回はAGAクリニック利用を前提での治療期間に関するポイントを4つ紹介します。

1治療メニュー

AGAクリニックでは初診⇒診察および薬の処方⇒再診との流れになります。初診時には医師による髪や頭皮のチェックを行い、併せて「血液検査」や「頭部等の写真撮影」が行われます。初診前に相談を受けるケースもあります。

血液検査では男性ホルモン値を測ったり処方薬の影響があるかどうかを判断します。(初診の料金は約5,000円から10,000円位）

次回の診察では血液検査の結果をもとに治療方法の説明があり薬が処方されます。プロペシアだけの場合もありますが、外用ミノキシジルやビタミン剤や抗炎症剤などが処方されます。

薬の量は通常１ヶ月分で診療時の費用は約15,000円から30,000円となります。

2AGAクリニックと個人輸入

AGA治療は『AGAクリニックでの医師による治療』と、『プロペシアやミノキシジルを個人輸入業者からの購入するケース（個人輸入）』の２通りになります。皮膚科から薬を処方してもらうことは可能です。

しかしAGAクリニックであるような血液検査や撮影による経過チェック、患者に合った薬の処方などのサービスはないようです。単純にクリニックと個人輸入で大きく異なるのは治療代です。プロペシア等は保険適用外となるので全額自己負担となります。またプロペシアは女性や未成年は使用できません。

個人輸入では正規薬やジェネリック薬を個人輸入代行業者から購入することになります。AGAクリニックよりも安く手に入り治療できるのが1番のメリットです。しかし個人輸入経由の薬は成分や容量も異なる粗悪品を掴むケースがあります。

その違いは専門家でも区別がつけられないことも珍しくありません。また医師による診察やアドバイスを受けられないので薬使用による効果がわかりにくいのです。さらに他の薬と飲み合せしてもいいかも判断が難しいためリスクは高いと言えます。

3注意点

プロペシアの服用は効果を確認するために通常６か月の投与が必要とされています。実際効果を感じるには早い人で３ヶ月位ですがこれも一概には言えず個人差があります。また他の薬を使用するなど使用薬剤を変更する場合もあります。

忘れたらいけないのがAGA治療は健康保険の適用外となることです。まれに性欲減退や性機能障害等の副作用が出るケースがあります。血液検査でわかりますが、肝機能障害がある人は安全性が確認されておらず使用できないことが多いです。医師にご自分の症状を説明して確認して下さい。

プロペシアの飲み始めの時に正常ななヘアサイクルに戻るために髪が抜け落ちることがあります。（初期脱毛）。これはプロペシアが有効に作用している症状とも言え心配する必要はありません。不安な場合は医師によく相談しましょう。

4治療はいつまで続ければいいの？

AGAクリニックでプロペシア等を処方され医師の診察を続けた場合の多くは、発毛の兆しを感じるのに3ヶ月から6か月、効果を実感できるのが6か月から12か月（１年）と言われています。

「1年経過後治療を受けた人はその後どうしているか？」というと人によって状況が異なるようです。続ける人もいれば通院を止める人もいます。もともとプロペシアは効果を実感できるまで6か月以上の連続使用が必要と言われています。

6か月使用して効果が出ない（脱毛の進行遅延）場合は投与を中止するようです。また治療費も毎月約15,000円から30,000円かかるので１年で18万円～36万円の負担は軽くはありません。

実際プロペシア等薬の服用を続ければ髪がフサフサになるとの話しはあまり耳にしません。加齢と共に薄毛や抜け毛が進むのが自然な流れです。また「いつまでプロペシアやミノキシジルを使えば、こうなります。」と医学的な判断をするのも難しいようです。

止めてしまうと、DHT（ジヒドロテストステロン）の働きを抑えられないためまた薄毛や抜け毛が進行するケースもあるようです。

反面一生治療を続ける必要はないと考えられます。その理由はDHT（ジヒドロテストステロン）に繋がるテストステロンが加齢と共に減少していくからです。テストステロン分泌のピークは20歳代から30歳代で、40歳代から徐々に減少するのです。それに伴いAGAの進行も緩やかになるので一生続ける必要は無いと言えます。

AGAクリニックの治療メリットは血液検査や頭部の写真を取り、薬やビタミン剤等を処方してくれますが都度薬の効果も見てもらえることです。プロペシアやミノキシジルを半年利用して効果が見られない場合、薬の利用を止めたり薬等の組合せを変更することもあります。

半年から１年順調に薄毛や脱毛が回復している場合はその治療方法が「自分に合っている」と考えられます。この場合医師の意見も仰ぎながらAGAクリニックで治療を続けるか、通院を止めてジェネリック薬を利用するか思案のしどころと言えます。

AGAクリニックで薬の処方と併せて、血液検査や頭部の写真を撮り医師の診察をある一定期間（半年以上）受けることは有益と考えられます。半年でも約10万円から20万円近い費用負担がかかりますが個人輸入薬使用では得られない専門的な医師の薬の処方とアドバイスが受けられるメリットは大きいと思います。治療のスタートは信頼できるAGAクリニックでの治療をおすすめします。