【恐怖】フケに血の塊をみつけたら、知っておくべき3つの処方薬

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こんばんわ、レフです。

前回、「東京の温泉で間違ってボディーシャンプーで頭を洗ってしまった」という失敗談をお話しました。あの後、再度少量のシャンプーで洗い直したのですが、翌日、フケは出なかったのですが後頭部が2~3か所が腫れて軽く痛みました。どうやら石鹸は僕の頭に合わなかったようです。

今回のテーマは「フケと血の塊」ですが、私も以前これ経験したことがあります。何年か前、頭が痒くてポリポリ掻いたのですが少し大きめのふけもパラパラ落ちました。気になって掻いたところの頭皮を指でなぞっていくと、「かさぶた」らしきものに当たったのでゆっくり剥がしました。場所は右前髪の生え際上あたりでした。

楕円形で横5~6mmの大きさでしたが、真ん中部分が血の塊になっていたのでびっくりしました。塊周辺は干からびていました。剥がした後少しヒリヒリしたので、鏡で見るとはがした所は赤くなっていました。

脂漏性皮膚炎

このようにフケに血の塊が混ざる原因は「脂漏性皮膚炎」の可能性が高いです。

脂漏性皮膚炎の症状としては、かゆみがあり、赤い湿疹がみられ、ふけが増えることがあります。頭皮もべた付いたりすることが多いです。また症状が悪化すると抜け毛にも繋がることがあるので要注意です。

もっと知りたい脂漏性皮膚炎の原因と対策

かさぶたや血の塊ができるのは、頭皮に傷がついているためです。傷がつく原因として次の2つが考えられます。
・頭皮が痒くて強くかいたり、何度もかいて頭皮を傷つけてしまうため。
・頭皮の雑菌が活発化して、その分解物により頭皮が炎症を起こすため。

「脂漏性皮膚炎」の主な原因ですが、マセラチア菌という常在菌が皮脂に含まれる成分(トリグリセリド)を餌にして増加し、その代謝物が頭皮に炎症を発生させるためです。

症状が軽度な場合でのセルフケア対策

・シャンプー

シャンプーは刺激が少なく洗浄力もあるアミノ酸系シャンプーを選びましょう。また抗真菌剤の配合されたシャンプーも医薬部外品として市販されているのでこちらもおすすめです。洗い方ですが最初に暑すぎないお湯で予洗いをしっかり行いましょう。これでかなり髪や頭皮の汚れを除去することができます。シャンプーは直接地肌に付けず、手でよく泡立ててから行いましょう。血の塊など炎症が起きている部分以外もあまり力を入れすぎず丁寧に洗うと良いでしょう。シャンプーで大切なのは洗い残しです。シャンプー時間より長めに時間をかけてよく洗い流すことが大切です。洗ったあとは速やかにドライヤーで乾かします。シャンプーのタイミングは朝ではなく夜寝る前に行いましょう。シャンプーしないで寝るとさらに炎症やフケが悪化することがあるので注意が必要です。

・食事と栄養

油っこいものは控え栄養のバランスがとれた食事を意識しましょう。栄養素ではビタミンB2・B6・Cを摂るように意識しましょう。ビタミン2は不足すると新陳代謝に影響を及ぼす場合があります。レバー、チーズ、緑色野菜などに含まれます。ビタミンB6は皮膚の抵抗力を高め炎症を予防する働きがあり豆類やナッツ、ビール酵母などに含まれまる。これらの栄養素を食事で補うことが難しい場合はサプリメントで補給するのも良いでしょう。

・生活習慣の見直し

何といっても大切なのが睡眠です。成長ホルモンの分泌が行われるのは夜22時から深夜2時の4時間なので22時前に寝ることが理想です。しかし仕事や日々の生活で難しい方は24時前には休みましょう。質の高い睡眠をとるために「寝るまえに腹式呼吸で呼吸を整える」、「部屋を暗くする」、「寝返りが打ちやすいように横向きで寝る」、「朝決まった時間に起きる」ことなどはおすすめです。

タバコや紫外線も注意を払いましょう。タバコは血管の収縮につながり頭皮の血行に悪い影響を及ぼす可能性があるからです。紫外線は頭皮の酸化や炎症に繋がるので特に夏場は帽子をかぶることを意識しましょう。

皮膚科での治療

シャンプーの仕方や生活習慣を改善してもフケに改善が見られない場合は速やかに皮膚科の診察を受けましょう。処方薬での治療がメインとなりますが治療期間は通常3週間から6週間位になるようです。しっかり治療すれば完治する病気です。

それでは「脂漏性皮膚炎」に皮膚科で処方される薬を紹介します。

1外用ステロイド

炎症を抑えるために短期的に使用されることが多く、別名副腎皮質ホルモン剤ともいいます。頭皮には比較的強いステロイドが用いられるようです。比較的短期で使用さ効果も実感しやすいですが副作用があることは注意すべきです。
2外用抗真菌薬

マセラチア菌を殺菌する薬で、ステロイドで消炎した後で用いられるケースが多いです。イミダゾール系抗真菌薬のケトコナゾール、イトラコナゾール、ミコナゾールが、マラセチナ対策に使用されるようです。効き目が穏やかで副作用も少ないと言われます。

3抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤

かゆみが特に強う場合、内服薬として使用されることがあります。患部を掻いたり引っ掻く行為を防止できますが眠気やだるさを感じる場合があります。また市販薬としては、抗真菌剤が入ったシャンプーが医薬部外品として販売されており、症状が軽い場合や初めて発症の場合などにセルフケアすることも可能です。

かさぶたや、血の塊は触ったり剥がさないことですが、無意識のうちに掻いたりするので、かゆみがひどい時は薬の使用も医師の指示に従い検討してみましょう。

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こんにちは、レフと申します。 私は50代半ばの男性で会社員をしています。 髪の毛は30年前(ほぼ大学生)の頃から、額の生え際に後退兆候がみられ、危ないと感じていました。また頭はほかの人より脂っぽくて、見た目も「ペシャッ」 となりやすくコンプレックスを感じていました。 30代~40代はほとんどヘアケアも気にしていなかったのですが、50を超えてようや「く髪を守り、大切にしたい!」という思いが強まり、主に食事や、シャンプー、ヘアマッサージを少しずつ勉強して、実践中であります。ヘッドスパにも興味があります。 「髪を守り、髪の神様に護ってもらい、年をとっても髪が宿りますように」との想いと、「読んで下さる方に役に立つ情報提供をしたい」と考えこのサイトタイトルとしました。(髪の宿る場所) 趣味はXJapanの音楽を聴くことと、プレミアリーグ(サッカー)を見ること、ふくろう情報を集めることです。 どうぞよろしくお願いします。 今後