こんにちは、レフです。
12月も20日を過ぎましたが、忘年会やクリスマスなど飲み会が多い時期です。飲みすぎて二日酔い状態だと、肝臓に負担がかかっていることが多いです。肝臓は髪のタンパク質を作る役割があるので髪も影響を受けます。そこで気をつけたいのがおつまみです。アルコール消費や吸収をサポートするビタミンB1を摂ることで肝臓にも髪にもプラス効果が期待できます。冷奴や枝豆は定番ですが納豆、肉は鶏肉、豚肉、レバーがおすすめです。強いお酒を飲む時は水も一緒に飲むのが身体に優しいです。今回のテーマは粉瘤です。
まず頭皮ニキビが出来る原因ですが、頭皮の新陳代謝の乱れにより皮脂が通常より多くなるためです。この過剰な皮脂により毛穴に皮脂や角質が詰まって毛穴が塞がりアクネ菌(ニキビ菌)が発生します。その後炎症が起きて頭皮ニキビとなります。これに対し粉瘤(ふんりゅう)はアテロームとも呼ばれる良性の腫瘍で顔や首、耳の後ろあたりに出来ることが多いのに加え他の場所にも出来ます。頭皮ニキビと同様気にならない時は痛みはありません。
1 どうして粉瘤が出来るの?
粉瘤は何らかの理由で古い角質や皮脂、垢などの老廃物が皮膚の内側に溜まって発達して出来る袋状の良性腫瘍です。なぜ粉瘤ができるのかに関しては外傷によるケースもあるようですが、はっきりわかっていません。
2 粉瘤の特徴と頭皮ニキビとの違い
小さな粉瘤は頭皮ニキビと間違うことがあります。しかしニキビと異なる特徴があります。まず粉瘤は徐々に大きくなっていく可能性が高いことです。大きくなるのに一定の速度があるわけではなく、気が付いたら前より大きくなっていたというケースが多いようです。頭皮ニキビも少し大きくなるケースがありますが粉瘤のサイズとは異なります。次に「自然には治らない、無くならない」ことです。頭皮ニキビはシャンプーや生活習慣(睡眠や食事など)を改善し投薬や医師の治療で治りますが、粉瘤はそうならないようです。さらに粉瘤は触ると固いしこりがあることや、腐ったような臭いを伴うケースがあるのも特徴です。
3 ほっておくとどうなるの?
大きさがさほど変わらない例もあるようですが、徐々に大きくなると報じられています。中央部分に「へそ」と呼ばれる小さな黒ずんだ穴がありますが、ここから炎症が発生して徐々に大きくなるようです。通常は痛みを感じませんが炎症を伴う場合に痛みを感じたり臭う場合があります。
4 粉瘤を治す方法(手術の費用と時間など)
まず粉瘤治療は個人の努力では困難で皮膚科の病院やクリニックでの治療となります。また薬だけでは治療できないようです。抗菌薬や鎮痛剤を投与することはありますが、これは炎症を抑えるための処置となります。治す(完治する)には手術対応が通例となっています。症状により経過を見ながらの判断することもありますが、粉瘤は徐々に大きくなることが多いので手術による身体の負担や傷跡も気になるところです。手術をするなら小さい状態のほうが体の負担も少なく済むようです。
手術は「くり抜き」と「摘出」の2種類があります。くり抜きは粉瘤が小さな状態で施され手術時間は数分で済むこともあるようです。「摘出」法は約15分~30分が手術時間となります。摘出法のほうが傷が残りやすいとされます。手術時間は約15分から30分ですが準備の時間や待ち時間も加えるとトータルで1時間~2時間位予想していたほうがよさそうです。費用は健康保険が適用され3割負担で2万円前後と考えればよさそうです。手術では局所麻酔が行われ約1週間後に抜糸となるようです。
ただ良性の腫瘍で手術時間も比較的短いとはいえ諸々踏み切れないこともあると思います。そのような場合はセカンドオピニオンを活用するのも有効な手立てとなります。
セカンドオピニオンとは、医療の分野の場合、患者が検査や治療を受けるに当たって主治医以外の医師に求めた「意見」、または「意見を求める行為」。主治医に「すべてを任せる」という従来の医師患者関係を脱して、複数の専門家の意見を聞くことで、より適した治療法を患者自身が選択していくべきだという考え方に沿ったものである。-Wikipedia-
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