こんばんわ、レフです。
今日のテーマは角栓です。顔や鼻、顎をなでると知らないうちにブツブツしたり
ざらざらした場所に遭遇することがあります。毛穴の一つ一つに詰まった皮膚の
抜け殻のようにも見えます。角栓があるのは毛穴部分です。頭皮も毛穴が多いので
角栓ケアが必要となります。
皮脂や毛穴は男性ホルモンの分泌とも関係しています。そのため男性ホルモンの多い
男性は女性よりも皮脂線が発達しやすく毛穴も大きくなる傾向があります。その結果
鼻の角栓も男性の方が目立ちやすい気がします。
そもそも角栓は頭皮の皮脂と角質が毛穴の中で固まったものです。割合で見るとかタンパク質である角質が約7割、皮脂が約3割となります。
まず角栓が頭皮にできる原因です。
・皮脂が過剰に分泌されるため
これは食生活の影響が考えられます。脂っぽいものや糖質の多いものを食べすぎると
頭皮の皮脂が多く分泌されます。またインスタント食品やスナック、コンビニのお弁当などを
いつも食べたり頻度が多い場合、栄養が偏りがちとなったり、食品添加物などもじわじわと体や
頭皮にも影響を及ぼし皮脂の過剰分泌に繋がるケースがあります。
・髪や頭皮が汚れるため
頭を洗わなかったり、しっかり洗わなかった場合髪や頭皮が汚れたり痛んで頭皮もべたべたします。
また朝シャンの場合も頭皮にマイナス面となりやすいです。頭皮の成長ホルモンが働くのは
夜10時~翌朝2時までと言われています。(頭皮のゴールデンタイム)この時間帯に頭皮が汚れていると
頭皮も大切な成長時間を損なうことになり、皮脂が多く分泌されることになりやすいです。
・頭皮の新陳代謝の乱れのため
頭皮が乾燥したり、炎症をおこしたりする場合に頭皮の新陳代謝(ターンオーバー)が乱れることがあります。
またシャンプーが頭皮に合わなかったりシャンプーの仕方で乱れるケースもあります。さらにストレスや睡眠不足に
よって乱れるケースも考えられます。新陳代謝は遅れる場合が多いですが、遅れると毛穴の中の角質がはがれず
皮脂と一緒に毛穴にたまり、排出されにくくなります。
次は「角栓をほっておくとどうなるか?」3つの注意点を挙げます。
①頭皮が汚れ、臭いのもとになる。
角栓によって過剰に分泌された皮脂が空気と接触すると酸化作用により、皮脂が脂肪酸に変わり臭くなるケースが
あります。また毛穴の雑菌が繁殖して臭うケースもあります。
②頭皮が黒ずんだり、ニキビになったりする。
角栓をそのままにしておくと、黒ずんたりします。また頭皮は毛穴が多く、皮脂も多く出やすいと
頭皮の新陳代謝が乱れて遅くなると毛穴に皮脂がたまり、ニキビ菌が増えて炎症からニキビが発生しやすくなります。
③抜け毛の原因となる。
角栓が毛穴に詰まる状態だと毛根が塞がれて、血行も悪くなり髪が育ちにくくなります。
さらに血行不良から髪に栄養が行き渡りにくくなると、髪が細くなったり抜けたりします。
最後は角栓を取る方法と対策です。
1シャンプー
シャンプーはアミノ酸系シャンプーがおすすめです。洗浄力の強いシャンプーは汚れ落ちは良いのですが、頭皮を乾燥しやすくなるケースがあり注意が必要です。また洗浄力が強いシャンプーでは皮脂も必要以上に取り除かれ、皮脂が過剰に分泌されることもあるのです。シャンプー前によくブラッシングして汚れを落し頭皮マッサージにより血行促進を図りましょう。またシャンプー前にぬるま湯で予洗いすればさらに汚れ落ちがよくなり、頭皮も温められ角栓も取り易くなります。すすぎはしっかり行い汚れやシャンプーを残さないようにしましょう。またシャンプー後に湯船に浸かることで、頭皮の血行が促進されます。
2生活週間を見直す
基本は睡眠を食事、ストレスをためないことです。食事では脂っぽいもの、糖質の多いものは控え、野菜をしっかりとり
バランスの良い食生活を心がけましょう。ビタミンCは皮脂の分泌を抑え、ビタミンB2、B6は脂質の代謝に有効に働きます。
成長ホルモンは夜10時から深夜2時まで分泌されるので、遅くとも深夜12時前には休むようにしたいものです。ストレスが溜まると頭皮の血行もわるくなりがちです。リラックスできる時間を確保したり、短い時間でもいいので運動を習慣づけることをおすすめします。
3その他
角栓を取り除く方法として「蒸しタオル」を活用してみるのもおすすめです。
シャンプー前に蒸しタオルで頭皮を温めると頭皮や角栓も柔らかくなります。そのあとシャンプーすれば
角栓もしっかりとれるでしょう。ただしタオルの暖め過ぎ(高温)と毎日行わず日程を開ける(週2回程度)
には注意しましょう。
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