こんにちはレフです。
今回は細毛と髪を太くするための対策です。私も50代半ばになり、シャンプーでの抜け毛が細いのを見てショックを受けることが何日もあります。他の人のヘアの状態を観察すると年齢の高い人のほうが20から30代の人より細く見えます。また細毛対策を施したことで急に髪が太くなるケースは少ないようです(植毛等は除いて)。髪の毛が細くなると自分が思うような髪型に決まらなくなり、頭皮の透けも気になってきます。ここでは細毛を予防し髪を健康な状態にしてメンテナンスしながら太くする対策に焦点を合わせてみました。
髪が細くなる理由
髪が細くなる理由は髪のヘアサイクルが乱れることで成長期に十分成長できないことや、栄養が髪に行き渡らないこと、血液の流れが悪くなったりするためです。髪のヘアサイクルは成長期(約3年~6年)、退行期(2~3週間)、休止期(数か月ですがこのサイクルが乱れると髪が成長期で十分育つことができず細くなったり短毛のまま抜けたりします。ヘアサイクルの乱れは加齢、栄養失調、頭皮の血行不良、AGAやFAGAなどの要因が単独または複数併せて影響を及ぼします。頭皮周りの血液の流れや栄養の伝達も髪の成長には大切です。通常栄養素は毛細血管から毛包部の毛乳頭に届けられます。その後毛母細胞に流れ細胞分裂が進んで髪が成長します。ここで大切なのが栄養素を届ける血液の流れです。血流も弱まると髪の毛が細くなりその範囲が広がり細毛化が進行します。
遺伝と加齢
生まれつき髪が細いケースは遺伝も原因のひとつと考えられます。両親または父親・母親が細毛の場合その髪質の影響を受ける可能性があります。加齢により毛乳頭や毛母細胞の働きが低下して髪の細胞分裂が若い時に比べ活発に行われなくなります。また血管自体も徐々に老化するので血液の流れや栄養の伝達に影響を及ぼします。内臓など体の中心部ではない髪や頭皮周辺はその影響が表れやすいとも言えます。
栄養不足
朝・昼・晩の三度の食事を摂らなかったり、間食したり、好きな物だけ食べたりインスタント食品やファーストフード食に偏ると髪に十分な栄養が行きわたりません。さらに急なダイエットで食事制限するのも髪が細くなる原因になりえます。栄養不足により髪の根元の毛根も細くなってしまいます。
頭皮の血行不良(ストレス含む)
血流が悪くなると頭皮への栄養供給が十分になされないので要注意です。また仕事やプライベートでのストレスによって自律神経の働きが悪影響を受けたり血管が委縮して血行が悪くなるのです。さらにストレスはうまく発散されずに溜めこむ状態になると、頭皮と髪に悪影響が及ぶことになります。また頭皮をケアしないと固くなりスムーズな血行の妨げになることがあります。
AGA(男性脱毛症)とFAGA(女性男性型脱毛症)
髪の細毛はAGA(男性型脱毛症)の初期段階である可能性があります。これは男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという還元酵素によってDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンに変換させられことが注意点です。このDHTの生成によってヘアサイクルが乱れDHTが毛母細胞に入ると髪が十分に育たなくなり細毛になったり薄毛や抜け毛につながるのです。FAGA(女性男性型脱毛症)では女性ホルモンのエストロゲンが加齢や生活習慣の変化や乱れ、ストレスによって減少するために髪が細くなったり薄毛が進行するケースがあります。急激なダイエットによってエストロゲンが減少することもあります。
・髪を太くするポイント
遺伝や加齢による細毛を太くすることは容易くありません。しかし栄養不足やストレス対策、ヘアケア対策を講じることで髪の健康を取り戻すことは可能です。畑で作物を育てる場合は土地を耕し(頭皮ケアや頭皮マッサージ)栄養をしっかり与え(タンパク質、ミネラル、ビタミン類などをバランスよく摂る)、じっくり育てて(十分な睡眠をとる、ストレス対策を講じる)メンテナンスを行う(シャンプー、頭皮ケアなど)ことが大切です。短期的な成果を狙うよりも、時間をかけて根気よく取組むことで髪のみならず体も健康になり、結果的に細い毛の状態も改善することが期待できます。
・5つの対策
細毛の理由と髪を太くするためのポイントを整理していよいよ対策です。基本的には髪を健康にして太くすることにフォーカスした対策です。遺伝や加齢は自然に抗えない要素がありますが今後も対応可能なことにフォーカスしています。
1 栄養補給
毎日での食事で髪の栄養になるタンパク質、亜鉛などのミネラル、ビタミン類(A,B,C,E)を摂りながらバランスのよい食事を意識しましょう。「朝・昼・晩と3食しっかり摂ること」、「間食は控える」、「油っこい食品は控える」ことを意識し実践しましょう。中でもビタミンCはストレスを和らげることも期待できる栄養素です。亜鉛やビタミンなど通常の食事で摂取しにくい場合や具体的な食品がわかりにくい場合は、サプリメントで補給するのも一策です。
2 睡眠
22時から深夜2時までの4時間は、成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムと言われています。22時の就寝は夜型の人には難しいかもしれないので24時前にはシャンプーを済ませて寝るようにしましょう。体のリズムを整えるために同じ時間に起きる事も意識しましょう。そうすることで寝ている時の副交感神経、活動時の交換神経による自律神経もうまく働くようになります。また眠りを深く質の高いものにすることも大切です。そのためには「部屋を暗くする」「足元をマッサージして温めて寝る」「寝返りをうちやすいように横向きで寝る」「寝る前に瞑想を行い呼吸を整えてから休む」ことも試してください。瞑想では腹式呼吸で息を大きくゆっくり吐き、意識を呼吸に集中することがポイントとなります。私も実践しています。
3 血行促進
血行促進のおすすめ対策は有酸素運動と頭皮マッサージです。有酸素運動を少なくとも20分以上行いましょう。有酸素運動で酸素や栄養が消費されることでNO(一酸化窒素)が生成されます。一酸化窒素により血管が拡張し血液の流れが良くなり血圧が下がり頭皮の血行も良くなります。また一酸化窒素は血管の内側を修復する作用もあるので血管の老化を予防し(アンチエイジング)、健康を維持することが可能となります。頭皮マッサージは指の腹でゆっくり円を描くように頭頂部、側頭部ともマッサージします。あまり力を入れすぎずにシャンプー時に行えば習慣化することが可能となります。
4 頭皮ケア
シャンプーでのケアが基本対策です。シャンプーは刺激が少なく頭皮も保湿が期待されるアミノ酸シャンプーが良いでしょう。シャンプー前お湯で予洗いを行いましょう。シャンプーはよく泡立ててから髪をマッサージしながらシャンプーしましょう。洗う時は爪を立てたり力の入れすぎには注意しましょう。洗った後のすすぎ・流しはシャンプー剤が残らないようしっかり丁寧に行いましょう。洗い残しがあるとフケや頭皮の炎症につながるので要注意です。シャンプー後は速やかにタオルでよく拭いてドライヤーで乾かしましょう。髪に負担をかけないよう熱風を髪に近づけすぎないことや、冷風を上手く使ってクールダウンさせましょう。シャンプー後に髪を十分休ませるためには朝ではなく寝る前に行いましょう。
またスカルプエッセンスを使用してみることもおすすめです。おすすめの商品は「BUBKA ZERO(ブブカゼロ)」です。ブブカゼロには脱毛の原因となる5αリダクターゼと、男性ホルモンのテストストロンの結合をブロックする5つの成分が含まれています。その他頭皮環境を整える成分も配合されています。
シリーズ累計販売数150万本突破!薬用スカルプエッセンス『BUBKA ZERO』5 AGA・FAGA
細毛が広い部分で進行したり、薄毛や抜け毛が気になる場合は皮膚科、AGAクリニック、FAGAクリニックでのカウンセリングを受けるのがおすすめです。AGAで本格的な治療をなるとプロペシアやミノキシジルなどの薬を使用しながら毎月数万円の出費が伴うので最初に医師のアドバイスを受けることが望ましいです。「どこでカウンセリングを受けるのか?」等の問いに関してはネットでの口コミや評判を参考にしてクリニック選びを行いましょう。
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