こんにちは、レフです。2018年もよろしくお願いします。
今回はオイルを使った頭皮クレンジングがテーマです。日常での頭皮ケアはシャンプーやマッサージが中心となります。
しかし毎日シャンプーしても髪の汚れやべたつきニオイが気になる時がありますよね。
「頭皮や皮脂の健康に保つにはどうしたらいいの?」
そんなあなたの悩みを解決するのに試してもらいたいのが頭皮クレンジングです。ここでは効果や方法、オイルの特徴に併せクレンジング時の注意点などお得情報をお知らせします。
1 オイルによる頭皮クレンジングの特徴と効果
1-1 特徴
頭皮クレンジングとは頭皮や毛穴に詰まった老廃物や汚れを洗浄することです。これにオイルを使用しますがオイルが頭皮の脂と混ざりやすい性質を利用します。
ここでのキーワードは乳化です。乳化とはオイルと脂が馴染んで白く濁る現象をいいます。グレンジングでは皮脂がオイルと乳化して皮脂や毛穴の汚れを洗い流してくれるのです。エステやヘッドスパ専門店で行われるサービスですが、オイルを用意すれば自宅で行うこともできます。
1-2 効果
主な効果は頭皮の毛穴の汚れの洗浄と保湿になります。さらに以下の効果も期待できます。
・頭皮マッサ―ジとセットで行うことで頭皮周辺の血行促進、頭皮の新陳代謝や健康に繋がる。
・頭皮の乾燥が治まる。
・髪や頭皮のべたつきや臭いを予防する。
・通常のシャンプーよりスッキリ感、リフレッシュ感がある。
2 主な頭皮に使うクレンジングオイル
頭皮に使うクレンジングオイルは、通常のものでも使用できますが、頭皮専用のクレンジングオイルの使用をおすすめします。
2-1 ホホバオイル
ホホバの種子から取ったオイルでワックスエステルという保湿成分が豊富に含まれています。この成分は皮脂にも含まれます。ホホバオイルの特徴は腐敗しにくく酸化しにくい、刺激も少なくべとつかないところです。頭皮に使うことで余分な皮脂を浮かび上がらせ、頭皮や毛穴の汚れをしっかり落とすことが出来ます。
2-2 椿油(ツバキ油)
椿油にはヤブツバキという植物の種子から採取したオイルです。特徴はべたつきが少なく髪になじみやすいことです。主成分はオレイン酸トリグリセリドというオレイン酸とグリセリンの化合物です。効果は皮膚の血行を促し新陳代謝を活発にすることです。さらにエモリアント効果という皮膚を柔らかくして潤いを保つ機能も注目されています。
尚化粧品で椿油の原材料や商品成分はツバキ油、ツバキ種子油、カメリア種子油と表示されているのを見かけます。「同じツバキ油じゃないの?」と疑問に思ってしまいます。
ヤブツバキの実による原材料はツバキ油とツバキ種子油です。カメリア種子油は油茶などツバキやサザンカなどのツバキ属からとれた油で中国原産のものが多いようです。広義のツバキ油はこれらを総称したもので、狭義のツバキ油はツバキの種子油となります。価格で見るとツバキ種子油がカメリア種子油より割高となっているようです。
3 頭皮クレンジングのやり方
普通のヘアオイルはシリコンなど髪や頭皮に刺激となりうる成分が入っているので、今回紹介したオイルを使用しましょう。
3-1 準備
最初はよくブラシでかみをブラッシングします。
3-2 頭皮にオイルをつける
クレンジングオイルを500円玉位を手に取り、頭頂部を中心に上から下に軽くマッサージしながら付けていきます。
髪は乾いた状態でオイルを塗ります。髪が邪魔になってオイルを頭皮に塗りにくい時は、オイルをポンプ式の容器に入れノズルで1プッシュ頭皮につけるとよいです。
3-3 マッサージ
マッサージは指の腹を使い頭頂部から頭部全体を揉みほぐすようにマッサージします。このあと数分蒸らすように保湿状態にします。タオルを頭に巻いて湯船に入ったり湯船に入らない場合はお湯で絞ったタオルを巻きましょう。数分経過後、頭皮毛穴の老廃物を出すべく頭皮を揉みだすイメージでマッサージします。ここでも力を入れすぎないようにしましょう。
3-4 洗い流し
ぬるま湯で2~3度しっかり洗い流しましょう。乳化作用でオイルはお湯で落ちますが、頭皮や毛穴に残ってしまうと頭皮の炎症やべたつき・フケの原因になることがあるので気をつけましょう。お湯で洗った後は通常通りのシャンプーを丁寧に行います。シャンプー後はタオルドライしてなるべく早く髪を乾かしましょう。
4 注意点
4-1 オイル使用時
まずオイルを頭皮に付けてマッサージしたり蒸らすのは数分程度で長い時間つけたままにしないことです。またクレンジング後お湯洗いをしっかりしてからシャンプーして下さい。クレンジングの回数は週1回でよいでしょう。(脂性肌などべたつきが気になる場合は2回)
4-2 オイル使用時以外
頭皮クレンジングだけで頭皮の問題を解決できるわけではありません。日頃の生活週間を見直し総合的に頭皮ケアを行いましょう。
具体的には「睡眠をしっかりとる」「バランスの良い食事を摂る」「有酸素運動を定期的に行う」こと等が大切です。
・睡眠
髪のゴールデンタイムでの成長ホルモン分泌を阻害しないように深夜12時前には休みましょう。寝る前にお風呂に入って体を暖かくすると眠り易くなります。
・バランスの良い食事
頭皮のコンディションが良くない時は、脂っぽいメニューは控えて和食中心にしたものにすると良いです。また柑橘類などのビタミンCを摂るようにしましょう。ビタミンCには皮脂の酸化を抑える作用があるからです。
・有酸素運動
ジョギングやランニング、水泳を行うと頭皮の血流が良くなり酸素や栄養が毛根に届けられ髪や頭皮の健康に繋がります。
長い時間でなくてのよいので(10分~20分位)定期的に実施するのが望ましいです。
・紫外線
紫外線を浴び続けると肌老化など影響を受けると考えられています。老化によって皮膚の水分保持がうまく機能しないと乾燥につながるリスクが生じます。帽子や肌の露出の少ない衣類を身につける、外出時は日陰を意識して歩くことも、皮膚や頭皮の健康にはプラスとなります。
※なお頭皮が乾燥してふけが出やすい状態だったり炎症を起こしている時、また敏感肌やアトピー症状のある場合は症状が悪化することがあるので頭皮クレンジングはお控え下さい。
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