こんにちはレフです。
頭皮がチクチクするときは次の2つの病かもしれません。
ズバリ『頭皮神経痛』と『帯状疱疹』です。
『頭皮神経痛』は2日から1週間で元にもどるケースが多いようですが、
特に痛みが激しい場合他の病気(感染症や首、頭関係)の症状かもしれないので、医療機関で診察を受けることをおすすめします。
ではまず『頭皮神経痛』です。
1症状
頭皮や頭の筋肉がチクチク、ピリピリと電流が走るような痛みを感じること
が断続的にあります。その都度「痛い」と口から漏れることも多いようです。
痛みは散発的である場合と、持続するケースがあります。吐き気や目まいなどはあまり併発しないようです。
痛い所によって次の3か所に分かれます。
・大後頭神経痛(後頭部のから頭の上の傷み)
・小後頭神経痛(側頭部の傷み)
・大耳介神経痛(耳の後ろの傷み)
2原因
原因はいろいろあるようです。
・肩こり
・肉体的ストレス及び精神的ストレス
・けがや首の骨の異常(ムチ打ちやリウマチなど)
・感染症(ヘルペス、帯状疱疹など)
・姿勢が悪い、運動不足
実際肩こりが強い時に、起こりやすいようです。関係する神経が頭皮の表面に近いので、筋肉に
圧迫されやすいとされています。
3予防方法
肩こりや、ストレス、体のゆがみから発症することがあるため、姿勢をよくすることを意識・実践したり
定期的な運動(ウォーキングやストレッチなど)によって予防することが可能です。仕事や人間関係のストレスを発散することは難しいですが自分なりのリラックス方法を身に着け実践しましょう。自分でできる対応策として温かいタオルで患部を温めたり、
柔らかい枕にするのはおすすめです。
4髪や頭皮への影響
直接髪に影響を与えることは少ないですが、神経痛により頭部をマッサージ、ケアするものおっくうになったり
それどころではないケースもあります。そうなると頭皮の血行が悪くなり頭皮が固くなったり
新陳代謝が悪化するリスクが生じます。それにより髪が細くなったり、抜け毛につながる場合もあります。
5治療方法
痛み自体は冒頭に記載したように、2日~1週間程度で収まる場合が多いです。
神経痛が強い時はビタミン剤(B12など)の内服や注射による治療となります。
場合により局所麻酔を神経の周りに注射するケース(神経ブロック)もあるようです。
つぎに『帯状疱疹』です。
頭皮がチクチク痛んで、2~3日後に発疹が出たら帯状疱疹の可能性が高いです。
体の片側に痛みやかゆみが出て、その後同じ場所に水ぶくれ、発疹が出てきます。
症状が重い場合痛みや熱が出るので、医療機関で早めに受診してください。
以下頭皮と髪に関係したことを記載します。
1症状
皮膚や頭皮にチクチク、ピリピリとした痛みを感じて2~3日後に体の左右の片方から
赤い発疹や水ぶくれが出て増えてゆきます。(場所は顔や胴回りが多い)痛みや違和感を感じるが
ズキズキ痛むケースも多い。最後は黒いかさぶたになって治っていきます。
治るまで通常3週間から1ヶ月かかります。また帯状疱疹の発疹や水ぶくれ、かさぶたが治った後
痛みが続く場合があります。(帯状疱疹後神経痛)
2原因
加齢やストレス、過労、免疫力が低下している時になるケースが多い。高齢者に多く50代からの発症が多く
ピークは60代だが20代や30代でもかかるケースがあります。
3予防方法
これといった予防方法はないようです。兎に角「痛みがあってその後赤い発疹や水ぶくれが出てくる」ので
異常に気づいたり、「おかしい」と感じたら皮膚科、内科、神経科等の病院に相談、診察してもらうことが大切です。
4髪や頭皮への影響
帯状疱疹が発症したら、頭皮ケアは医師の指示に従ってください。また頭に帯状疱疹が出た場合も同様です。
5治療方法
抗ウィルス薬の内服薬による治療となりますが、点滴を行うケースもあります。
痛みがひどい場合は痛み止めが処方されます。
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