こんにちはレフです。
シャンプーの裏側の成分表示って読みにくくありませんか?ちゃんと読むと疲れちゃいます。
表示の特徴を覚えておくとシャンプー選びも楽しくなります。
シャンプーの構成比率はざっくり水60%、界面活性剤30%、補助成分10%です。
成分表示には3つのルールがあります。
①成分表示は含まれている量が多い成分の順番になっている。
シャンプーでは通常水が最初に記載されています。その次は
「ラウレス硫酸Na」「ジステアリン酸グリコール」などの
合成界面活性剤が続きます。
②分量が全体の1%以下の成分表示は順不同となります。
③薬用シャンプーなどの医薬部外品は、成分全表示が義務付けられていません、
医薬部外品は、医薬品と一般化粧品の中間に位置することになります。
医薬品と違い、どなたでも使用することができます。
ではさっそくフケに効くシャンプーのポイントに移ります。
1フケ対策にはアミノ酸系シャンプー
フケは主に頭皮が炎症を起こしたりトラブルになった時発生します。
アミノ酸系シャンプーは弱酸性で乾性フケ、脂性フケいずれにも使用でき、
界面活性剤の洗浄力や刺激がマイルドなため
髪や頭皮が経て乾燥している場合が特におすすめです。ただ泡立ちが悪いと感じたり
価格がやや高いという点が気になる方もおられるでしょう。
2かゆみやフケ、炎症が気になる場合は薬用シャンプーや、石鹸シャンプー
薬用シャンプーでは成分の「ジンクピリチオン」や「二酸化セレン」等が炎症を抑えたり抗菌作用があります。
刺激はやや強めですが、脱毛や抜け毛の予防も期待できます。
石鹸シャンプーは洗浄力があるのに、肌や頭皮にも優しいとされていて、刺激は薬用シャンプーより大きくありません。
メリットだらけのようですが石鹸シャンプーは注意点もあります。他のシャンプーより洗い落としにくいため、よくゆすがないと石鹸カスが残ってしまうことです。また石鹸シャンプーはアルカリ性寄りなので、使用後にクエン酸やお酢などで中和させることが望ましいです。
3オイリーでの脂っぽいフケには薬用シャンプー、乾性フケにはアミノ酸系シャンプー
薬用シャンプーのメリットはフケとかゆみを同時に防ぐ成分が含まれていることです。
2で述べた成分以外にも「グリチルリチン酸K」「ピロクトンオラミン」「サリチル酸」等の
抗菌や肌荒れを予防する成分などが含まれます。
最後にフケが治まると思ってシャンプーを使用しても、症状が改善しない場合があります。
また成分が体に合わないとアレルギー反応が起きる場合もあります。脂性フケから進行して脂漏性皮膚炎を発症してフケが治らないこともあります。この場合速やかに医師の診断を受けることをおススメします。
またシャンプーする際には、「シャンプーを直接髪や頭皮に付けない。手でよく泡立ててから使用する。」
「シャンプーの洗い残しがあると、フケや炎症が悪化する場合があり、しっかり丁寧にゆすぐ」
ことも意識してシャンプーしてフケを撃退しましょう。
最近のコメント