【失敗しない】頭皮の炎症で使う薬はこの4点を注意して!

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おはようございます、レフです。

今回のテーマは頭皮に炎症が発生した時に、医療機関で処方される薬に関する話です。
炎症として熱を持ったり、腫れたり、赤くなったり、かゆみを伴うケースがあります。
さらに頭皮ではニキビが出来たり、フケを伴う場合もあります。ではまず頭皮の炎症が
発生する原因(疾患)からまとめてみます。

頭皮に湿疹、炎症が生じる原因は次の5つが考えられます。

1 脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

特徴は髪がべたついているものの、フケはかさかさしていて、頭皮が赤くなることがあります。
かゆみは比較的少ないです。原因として多いのが常在菌のマラセチア真菌です。頭皮の皮脂が過剰に分泌され
マラセチア菌が通常より増えて頭皮が炎症を起こすためです。また発生原因としてマセラチア真菌の増殖以外に
ストレスや生活習慣が乱れたり、女性の場合ホルモンバランスが損なわれて発症する場合もあります。
2 アトピー性皮膚炎

特徴は強い痒みを伴い、左右対称に湿疹が出るケースがあります。頭皮に限らず別の部位にも発症して
症状が良い場合と良くない場合が交互に繰り返されることが多いようです。
原因はアレルギー体質と乾燥肌であることが多く、両方ある人にもアトピー性皮膚炎が発症する
ケースが報告されています。アレルギーの要因としては、カビ、ダニ、埃、ハウスダスト、花粉などが挙げられます。

3 皮脂欠乏性皮膚炎

特徴は皮膚が乾燥して、湿疹が出たり、頭皮がガサガサしたり、ひび割れたり、白い粉をふいたようになる
ことです。湿疹の出ている箇所や炎症のところは痒くなったり痛くなったりします。原因は、頭皮のバリア機能が弱まり皮脂が減少して乾燥したり、シャンプーのしすぎや刺激によって湿疹や炎症が起こるようです。また加齢に伴い発症するケースも報告されています。

4 接触性皮膚炎

かぶれと呼ばれることが多いです。特徴として赤いブツブツができたり、皮膚が盛り上がったような形となり
水泡が出来たりもします。患部は痒く感じたり、痛く感じたりもします。原因はアレルギーと、皮膚や頭皮に触れた
物に刺激を受ける2つのケースがあります。

5 尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)

特徴として多いのが、頭皮が赤茶色や赤くなり、薄い白っぽい垢(あか)やかさぶたが出来て、ボロボロ
剥がれることです。またこの症状が周りに拡がったりします。感染症ではないので人に移ることはないようです。
原因ははっきりしないケースも多いのですが、皮脂が過剰に分泌されたり、免疫異常(体の免疫機能が正常に働かなくなり
外敵や異物ではなく、自分の細胞を攻撃する状態)に関係していると考えられています。

上記の症状に対して使用される主要な薬は以下の通りです。
ステロイドは強さのランクは5段階に分かれます。抗ヒスタミン剤はアレルギー反応を抑え、じんましんや花粉症などの皮膚のかゆみを抑える薬です。ビタミンB6は水に溶けやすいビタミンで湿疹や口内炎などに使用されます。アトピー性皮膚炎での
タクロリムス軟膏やネオーラルはやや症状が重い場合に使用され、免疫抑制薬と呼ばれます。エトレチナート製剤は皮膚角化異常症などに使用されます。

・脂漏性皮膚炎

抗真菌薬(外用薬)、ステロイド(外用薬)、抗ヒスタミン剤(内服薬)、ビタミンB6(内服薬)
・アトピー性皮膚炎

ステロイド(外用薬)、タクロリムス軟膏(外用薬)、抗ヒスタミン剤(内服薬)、ネオーラル(内服薬)
・皮膚欠乏性皮膚炎

保湿剤(外用薬)
・接触性皮膚炎

ステロイド(外用薬)、抗ヒスタミン薬(内服薬)、ビタミンB6製剤(内服薬)
・尋常性乾癬

ステロイド(外用薬)、ビタミンD軟膏(外用薬)、免疫抑制薬(内服薬)、エトレチナート製剤(内服薬)
最後にこれらの薬を使用する際の3つの注意点です。使用前の注意点は使用量、使用時間等は
医師の指示を守ることが基本となります。

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1 薬の副作用を理解する。

医療機関で処方された薬には副作用を伴います。外用薬のステロイドでは 赤ら顔(毛細血管拡張症)、真菌感染、
肌荒れ、多毛などです。内服薬の抗ヒスタミン薬では眠気、集中力の低下や判断力の低下などです。また長い期間
薬を使用することで、副作用が出る可能性は上がることも注意しましょう。

2 処方薬が合わない時は、使用をストップして医師に相談する。

薬を使用して症状が悪化した場合や、一定期間使用しても症状が改善しない場合は、一旦使用をストップして
速やかに診察医師に症状を説明して、相談しましょう。

3 なるべく市販薬に頼らない。

ネット検索すれば、市販薬を探すことが容易になりました。しかし速やかに精度の高い治療するには医師に診療してもらうことを
おすすめします。自分で症状を検査するのは困難ですし、結果的に高くつくケースがあります。少なくとも症状が初めて
出た場合は医者の診察を受けるようにしましょう。
4 ジェネリック薬の使用を検討する。

薬を処方してもらう時に、ジェネリック薬があるか確認してみましょう。ジェネリック薬はコーティング部分に使用される
添加物が先発薬と異なっていたり、薬の剤計が異なる場合があります。しかし価格が安いことは魅力です。
使用するかどうかは、個人の判断によって異なりますが、検討する価値はあると考えます。

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こんにちは、レフと申します。 私は50代半ばの男性で会社員をしています。 髪の毛は30年前(ほぼ大学生)の頃から、額の生え際に後退兆候がみられ、危ないと感じていました。また頭はほかの人より脂っぽくて、見た目も「ペシャッ」 となりやすくコンプレックスを感じていました。 30代~40代はほとんどヘアケアも気にしていなかったのですが、50を超えてようや「く髪を守り、大切にしたい!」という思いが強まり、主に食事や、シャンプー、ヘアマッサージを少しずつ勉強して、実践中であります。ヘッドスパにも興味があります。 「髪を守り、髪の神様に護ってもらい、年をとっても髪が宿りますように」との想いと、「読んで下さる方に役に立つ情報提供をしたい」と考えこのサイトタイトルとしました。(髪の宿る場所) 趣味はXJapanの音楽を聴くことと、プレミアリーグ(サッカー)を見ること、ふくろう情報を集めることです。 どうぞよろしくお願いします。 今後